全国花いっぱい大会 花巻大会参加

第53回全日本花いっぱい花巻大会に参加

『花いっぱい運動』は戦後の街が荒廃して人々の心にも余裕が持てない中で、花を通じて人々の心を豊にとの願いで昭和27年に長野県松本市の教員だった小松氏が始めた情操運動だといわれます。今では日本全国に環境活動・街の活性化運動として、その思想が広がりました。育成会、老人会、商店会、野球チーム、婦人会、企業、そして花好きな人達の集まりなど、それぞれの地域にはそれぞれの花いっぱい運動が生きづいています。

花いっぱい花巻大会
毎年、開催地を替えながら今年は『第53回全日本花いっぱい大会』が岩手県花巻市で花巻温泉「ホテル紅葉館」を大会式典会場に開催されました。詩人の宮澤賢治がイーハトーブ(理想郷)と呼んだ花巻に花いっぱい運動を愛する会員が集い、この精神が全国各地へより一層普及する機会となるように、花巻温泉と花巻市総合体育や沿道が花巻らしい花々できれいに演出されていました。

主催は 第53回全日本花いっぱい花巻大会実行委員会と全日本花いっぱい連盟開催期日は2010年6月11日~13日

大会宣言

  • わたしたちは、花いっぱい運動を通して、地域のふれあいの場を広げます。
  • わたしたちは、花いっぱい運動を通して、ふるさとを愛する心を育てます。
  • わたしたちは、花いっぱい運動を通して、地球環境を守り、未来をになう世代につなげます。

私たちは6月11日の早朝に37名で観光バスを仕立てて花巻に向いました。片道607Km、休憩時間を入れると、およそ8時間の行程はチョットきついものがありましたが、午後3時からの大会式典に参列いたしました。

式典には全国から大勢の会員が参加していました。大石花巻市長、全日本花いっぱい連盟有賀会長(元松本市長)もご臨席でした。花いっぱい運動の功労者表彰に続いて来年の開催地の藤沢市に大会旗がリレーされました。

この後、交流レセプションが予定されていましたが、私たちはここで退出して会場のホテルにチェックインしました。翌日は花巻市総合体育館と市街地の飾花を見学したあと、平泉の中尊寺などを拝観し、楽しい旅になりました。中でも、参加したメンバーに造園の専門家がいらして、毛越寺の庭園を解説戴きながら拝見できたのはとても有意義でした。

コメントは受け付けていません。